11月14日に第3種冷凍機械責任者試験を受験して参りました。
自己採点で、法令、保安管理ともに合格ラインの6割は確保したと思いますが、
保安管理に関して、初見問題が散見されたと言われる昨年に続き、本年も初見問題
がいくつか登場し、試験中は冷や汗をかいておりました💦
試験を終えての個人的所感ですが、法令は過去問5年分を3周位して、9割方正答できる状態にあれば乗り切れると思いましたが、保安管理に関しては、過去8年~10年分位を網羅して、ひとつひとつポイントを押さえておく事が重要だと実感しました。
例えば、多気筒圧縮機に出てくる容量制御機構(アンローダ)ですが、
1.始動時の負荷軽減
2.負荷が少ない時
3.吸い込み弁を開放
4.容量を段階的に制御
以上がポイントだと個人的に思いますが、年度によって、無段階制御できるとか、吸い込み弁を閉じるとか、負荷が増大した時など、引っ掛けるポイントが異なるので、ある年の過去問丸暗記では打ち崩されてしまいます。
なので、文言を変えられても対応できるようにしておくのが大事だと思いました。
尚、令和になって初見問題が増えて難易度が上昇し、過去問の重要性が薄れたなどとの書き込みも目にしましたが、個人的には過去問から、学習のポイントを抽出する事はまだ有効であると思いました。
ちなみに保安管理に関しては、20000円を支払い、3日間の講習後の検定試験を受験する方が、ハードルが低いという情報も得てましたが、講習料も高く、かつ平日3日間の受講は、就業中の身としては辛く、試験で突破するという選択をとりました。
(2級ボイラー技士の3日間の実技講習は、無職だったのでなんとかなりました)
あと今回改めて思いましたが、試験の難易度に関して、過去問のトレースで乗り切れるのか、そうでないかがポイントだと実感しました。
特に過去に受けた電験3種は初見が多く、理論、機械に関しては原理を理解していないと太刀打ちできませんでした。
私の受験歴(設備関係)の中での難易度は、
電験3種>第3種冷凍機械責任者>2級ボイラー技士≒危険物乙4
といった序列でしょうか。
次は12月の第2種電気工事士となりますが、ペーパーテストに比べ実技を不得意としている私としてはかなり憂鬱ですが、7月のリベンジマッチという事で、まずは複線図のイメトレから再開したいと思っております。
(できれば前回同様、本番では複線図無しでいきたいと思っております)