(旧)無職の戯言

2021年10/1より働き始めました😅

商業施設ビルメン勤務の感想(HSP目線)

商業施設ビルメンとして勤務し、約7ヶ月経ちました。

ビルメンの三大激務現場(ホテル、病院、商業施設)のうちの一つなので、

極楽現場とは程遠く、何かしら呼ばれる場面が多いです。

 

ちなみに私自身HSP診断で中度という判定だったのですが、今の現場でしんどいと感じる事を挙げると、

 

①そもそも建物に人が多く存在する

商業施設故に、従業員だけでなく客も存在するので、特に売り場での作業は誰かしらの目線があるので、疲れます。

人に見られるのが苦手なHSPにとっては地獄ですね😓

 

②トラブル対応で焦る

HSPって突発的な出来事に遭遇すると、焦って思考が渋滞する傾向にあると思うのですが、私もまさにそのタイプで、トラブル対応してると、ロジカルに物事を処理できなくなってしまいます。

なので、事前に設備について勉強し、FTA(Fault Tree Analysis)的な解析をしていざ本番に備えようと思っているのですが、店内の設備が多すぎて、なかなか追いついていないのが現状ですし、いざトラブルにぶち当たると、頭が真っ白になって、引き出しから

情報を取り出せなくなってしまうんですよね。

先日も、ある機械が動かなくなって、電源のブレーカーが落ちたのではという事で、

すぐ場所がわからず探し回ったのですが、実は以前一度場所を確認した盤で、冷静になれば一発でたどり着けたところ、思考能力が低下しているので、思い出すのに時間がかかった次第です。

 

③関係者とのやり取り

これは商業施設に限った話ではないかもしれませんが、思ったよりも対人スキルが求められます。

店内の人(店長、売り場責任者、テナントの方)、工事業者等、ファシリテーターとして場を取り持つ事も多いので、私自身トラブルがあった時ははかなり疲労し、休日は疲労回復で家にこもる事が多いです(昼まで寝てる事も・・・・)。

 

④同僚との人間関係で疲弊

同僚との人間関係も疲れる要因です。

ビルメンの世界は基本シフトが数人体制で(一人勤務の場合もあり)、閉鎖的なところがあるので、感受性の高いHSPだともろダメージをくらう事があります。

ビルメンの世界は高齢者が多く、中には職人気質で言葉が荒い方もいますし、ある時急に態度が変わって「何か気にいらない事でもしたかな」とHSP特有の勘ぐりをいれてしまうような人もいます。

あと自分の勤務で起きたトラブルを、自分の出勤日で処理しきれなかった場合、同僚に引継ぎづらいのもHSPにはあるのではと思います。

普通のメンタルだったらある程度受け流せる事も、流せないんですよね。

 

⑤マニュアルが存在しない

HSPって突発対応が苦手なので、事前に入念な計画を立て備えたくなる傾向があると思います。

なので、マニュアルって初めての業務の時とかに、すごく気持ち的に助かるのですが、

今の現場は皆無です。

理由は恐らく、マニュアルがあるとそれに固執し、状況に応じて柔軟に対応しなくなるという事ではないかと。

確かにそういった業務(トラブル対応や天気に応じた空調管理等)もあるでしょうが、

中には定例的な作業もあるし、そういった部分はマニュアル化していけば、もっと高度な内容(設備の仕組みの理解等)に時間を割く事ができると思います。

ただビルメン現場でマニュアル無しは結構聞く話なので、それがデフォルトかもしれないですね。

私はマニュアル肯定派ですが・・・・・

 

⑥心配性が過ぎて鬱になる

トラブルもそうですが、心配性が過ぎると鬱に片足を突っ込む事があります。

私の場合、天気ものその一つで、高温の時は冷凍機が高圧カットにならないか、

豪雨の時は天井漏水しないか、また強風の時は店舗独自の対応があるので、

その対応が必要かなど、先々の想定は大事なのですが、度が過ぎてしまう事も多々です💧

 

7ヶ月勤務しての感想は、私には正直しんどくて、キャパオーバーだと感じてます。

(不眠、食欲不振になる事も多々あります)

半年たてば慣れるかとも思いましたが、トラブルも新手のパターンが襲ってきたり、

1年通してないので、空調関係もまだ覚える事が多く、特に降雪地域なので、対応が大変です。

 

ただこれまでの仕事でもずっとしんどい思いは変わらなかったので、まだ仕事とメンタルのバランスがとれた職種に出会ってないとも思います。

ただHSPの適職で検索しても、男性故というのもあるのか、そう簡単ではないというのが実感です。

 

あと一時期はもっと鈍感力を上げて楽になろうと意識した時期もありましたが、それもうまくいかず、HSPが気質である事を知り納得しましたが、じゃあ今後の対応はというと、なかなかうまくいってないというのが実感です。

 

比較的楽な現場と言われるオフィスビルとかだと、人間関係さえひどくなければマシなのかなとも思いますが、当然地方には少ないので、三大激務現場になってしまうんですよね。

 

細々と長く続けていける職業を探す旅は続きそうです・・・・・

 

 

 

スイッチ交換

最近設備管理の仕事に従事しており、スイッチの交換作業の練習として、家のスイッチをホタルスイッチに交換しようと思い、ブレーカOFF後、旧スイッチを見てみると、

 

 

スイッチから芯線が見えております。

第2種電気工事士の技能試験を受験された方ならわかると思いますが、スイッチから芯線が見えてるのは、試験不合格です。

いわゆるケーブルのストリップ長が不適切という事ですね。

実用上問題ないのでしょうが(20年以上経過)、最近資格取得したものとして、ちょっと気になってしまいました。

(わたり線が白なのも若干・・・・・)

ストリップゲージを使ってストリップし直しました。

 

交換後はこんな感じです。

 

 

※尚、この作業は有資格者のみに認められた作業ですので、ご注意下さい。

 

次は、丸形蛍光灯のLED化(安定器バイパス)を考えているのですが、直管形と違い安定器が裏側にあるので、照明器具を一旦外さねばならず、かつ、豆電球を生かすかなど、直管形より考える事が多そうです。

(こちらの作業も資格が必要です)

第2種電気工事士試験結果

1/28に第2種電気工事士試験の結果が発表されました。

 

結果は合格で、喜びというより、開放感の方が強かったです。

この心理は、合格率が関係してると思いました。

電験の時は、一般的に難関だと認識されている試験なので、落ちてもまだ努力が足りなかったと思えたのですが、電気工事士の場合、これだけやってダメなのは何か自分に欠陥があるのかと、自己嫌悪に陥ってしまいました。

ただ合格できたので、今は次の事を考えております。

 

ちなみに免状取得の申請ですが、

①免状申請書(各自治体のHPよりダウンロード可)

②住民票

③試験結果通知書(郵送されてきたもの)

④写真(縦4cm×横3cm 無帽、無背景、6ヶ月以内)

⑤免除送付用封筒(住所、氏名要記入)

上記を揃えて、私の場合は振興局に直接持参致しました。

(最初郵送を考えていたのですが、新規交付については郵送可との文言が無かったです・・・)

あと写真が履歴書と同じサイズだったので、転職活動の際に撮影し余ったものを利用しました(丁度6ヶ月以内でした)。

この辺は前回の冷凍機械責任者(2.5×2.5)と違って親切だなと思いました。

 

今後、第1種電気工事士を目指してみようかなとも思ったのですが、

1種に関しては実務経験が無いと免状が取得できない(受験は可)のと、手作業が苦手なのも勘案し、第2種電気主任技術者の方を優先しようと考えております。

 

ただ、第2種電気主任技術者は長い闘いになりそうです・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

第3種冷凍機械機責任者試験結果

1/5に 第3種冷凍機械機責任者試験の結果が発表され、結果を確認致しました。

 

結果は合格で、その数日後に合格通知と免状の申請書が届きましたが、ちょっと驚いたのが、2.5×2.5の写真2枚の準備が必要だった事。

2.5×2.5というのはあまり聞いた事が無かったので、余っていた履歴書用(4×3)の写真を切って対応しようと思いましたが、顔自体が入りきらず・・・・

また取り直そうか考えていた時に、以前履歴書のためカメラ屋で撮影したデータが、カメラ屋に残っていたので、焼き増しを2.5×2.5で依頼して対応しました。

 

あと、収入証紙3400円分の準備も必要でしたが、仕事柄土日が休日とは限らないので、平日休みの日に近くの銀行で購入してきました。

それと、申請書の郵送に関して、封筒は自前で用意せねばならず、かつ簡易書留か一般書留との事。

写真、収入証紙、書留料金合わせて5000円近くかかりました。

 

あとは1/28の第2種電気工事士合格発表です(長い・・・・)

電気工事士第2種 技能試験(リベンジ)

12/18(土)電気工事士第2種 技能試験を受験致しました。

 

7月のリベンジという事でしたが、正直試験前練習に身が入りませんでした。

前回出題のNo.1を除いて1周しましたが、相変わらず30分を切れる課題が無く、自信喪失し、モチベーションの維持が困難な状況でした。

あとアウトレットボックスを使った課題は、ゴムブッシングの切り込み作業や、配線を通す作業が発生するので、できれば避けたいと思ってましたが・・・・

 

試験当日、材料にリモコンリレーの文字を発見、No.8だと理解し、アウトレットボックスと、VVRケーブルが面倒だなと思いながらも、もはや本番だからやるしかないと思い試験に臨みました。

No.8に関しては、練習でもそんなに余裕が無かったのですが、本番はかなり焦りました。

前回のエコケーブルほどでは無かったですが、練習と本番のケーブルの相違から、ストリップ感覚のずれが生じ、それが気持ちの焦りを生み、時間に余裕が無くなっていきました。

アウトレットボックスに線を差し込み、結線を開始する時点で残り約6分、4本結線は差し込みコネクタ、それ以外はリングスリーブなので、まず4本部分の心線をペンチで12mmに切りそろえて、急いで差し込み、その後リングスリーブで3ヶ所を圧着し、差し込みコネクタの線が上部に見えてるのを確認してる最中にタイムアップ、その後、作品を見返した時、施工省略部分の先端の曲げ(ストリップの際の線抜け防止)を、真っ直ぐに戻すのを忘れたのに気づきましたが、時すでに遅しでした。

 

施工省略部分の先端の処理について、特に判定事例への明記はありませんでしたが、もやもやを残してしまいました(器具間距離50%以上は確保していると思いますが・・)

2022年1月28日の合格発表まで、すっきりしない日々を過ごす事になりました。

 

今回の所感は、本番と練習は、精神的にも環境的にも異なるので、練習では最低でも30~32分位で終わらせておかねばならぬという事です。

不器用だからといって、時短への取り組みを諦めてしまうと、出題ガチャに頼らざるを得ない状況になってしまうと痛感しました。

 

今回落ちたら、再度リベンジするか、今のところ考え中です。

正直手先が器用でない事を自認しているので、技能系の試験にテンションが上がらないというのが本音です。

とりあえず、次のターゲット(エネ管or電験2種)に目を向けようと思います。

 

 

 

 

 

 

第3種冷凍機械機責任者試験を受験した所感

11月14日に第3種冷凍機械責任者試験を受験して参りました。

 

自己採点で、法令、保安管理ともに合格ラインの6割は確保したと思いますが、

保安管理に関して、初見問題が散見されたと言われる昨年に続き、本年も初見問題

がいくつか登場し、試験中は冷や汗をかいておりました💦

 

試験を終えての個人的所感ですが、法令は過去問5年分を3周位して、9割方正答できる状態にあれば乗り切れると思いましたが、保安管理に関しては、過去8年~10年分位を網羅して、ひとつひとつポイントを押さえておく事が重要だと実感しました。

 

例えば、多気筒圧縮機に出てくる容量制御機構(アンローダ)ですが、

1.始動時の負荷軽減

2.負荷が少ない時

3.吸い込み弁を開放

4.容量を段階的に制御

以上がポイントだと個人的に思いますが、年度によって、無段階制御できるとか、吸い込み弁を閉じるとか、負荷が増大した時など、引っ掛けるポイントが異なるので、ある年の過去問丸暗記では打ち崩されてしまいます。

なので、文言を変えられても対応できるようにしておくのが大事だと思いました。

 

尚、令和になって初見問題が増えて難易度が上昇し、過去問の重要性が薄れたなどとの書き込みも目にしましたが、個人的には過去問から、学習のポイントを抽出する事はまだ有効であると思いました。

 

ちなみに保安管理に関しては、20000円を支払い、3日間の講習後の検定試験を受験する方が、ハードルが低いという情報も得てましたが、講習料も高く、かつ平日3日間の受講は、就業中の身としては辛く、試験で突破するという選択をとりました。

2級ボイラー技士の3日間の実技講習は、無職だったのでなんとかなりました)

 

あと今回改めて思いましたが、試験の難易度に関して、過去問のトレースで乗り切れるのか、そうでないかがポイントだと実感しました。

特に過去に受けた電験3種は初見が多く、理論、機械に関しては原理を理解していないと太刀打ちできませんでした。

私の受験歴(設備関係)の中での難易度は、

電験3種>第3種冷凍機械責任者>2級ボイラー技士≒危険物乙4

といった序列でしょうか。

 

次は12月の第2種電気工事士となりますが、ペーパーテストに比べ実技を不得意としている私としてはかなり憂鬱ですが、7月のリベンジマッチという事で、まずは複線図のイメトレから再開したいと思っております。

(できれば前回同様、本番では複線図無しでいきたいと思っております)

 

好きだけで仕事は続かない

私は10数年自動車業界で働いてきました。

自動車が好きだからという理由で業界に入ったわけではないのですが、自動車の技術の凄さに感嘆し、30代までは我武者羅に知識を吸収し、働き続けました。

使用環境の過酷さに対し求められる高い信頼性、一歩間違えれば凶器となる故に求められる安全性、部品点数の多さなど、就業前後で、車に対する考え方が180°変わりました。

 

そんな私も今は業界から離れたわけですが、新技術のニュースを見るたびに、知的好奇心がくすぐられ、ついつい興味深く見入ってしまいます。

最近は、AQUAのHV用バッテリに採用された「バイポーラ構造」に食いついてしまいました。

ちょっと脱線しますが、私が就業してこれは気づきだと思った事があって、新技術採用の高い壁は、適正な価格で市場に出せるのかという点です。

いくら優れた技術でも、コストが高くつけばニッチな売り物になってしまうので(元々そういう狙いの車もありますが)、valueエンジニアリングも同時に行わなければなりません。

これは学生時代にはまったく無い視点だったので、開発の奥深さに感嘆した記憶があります。

 

 

ではなぜ業界から離れてしまったのか、それは「好き」だけで仕事はやっていけないという事を強く感じたからです。

いざ仕事となると、他部署調整や納期などプレッシャーのかかる場面が多く、技術的に突き詰める時間も少ないし、関係部署も多く自分の意見を押し通すにはパワーがいるので、HSP気質の私自身いつか破綻するなと思ってました。

(ちなみにプロパーに耐えうる精神力が無かったので、ずっと派遣でした)

 

ちなみに私は業界に入ってずっと実験部署で、最後設計部署で終わったのですが、

実験部署と設計部署のプレッシャーはかなり違います。

実験部署は最悪設計部署に対策を申し入れる事で責任を分担できますが、設計は各方面から針のむしろというか、生産技術、コスト、信頼性すべてに責任を持ってるので、

かなり頭の回転が良く、かつ強靭なメンタルが無いと務まらないと見てて思いました。

(当然私には無理でした)

 

好きが仕事になるなんてレアではないかと思う今日のこの頃です・・・